スポンサーリンク

男鹿のナマハゲ - 蒼い海BLOG
fc2ブログ

男鹿のナマハゲ

5D4_3651p_PS19_PS19.jpg
↑まるで大魔神(EOS_5DMark4+EF100-400mmF4.5-5.6LISⅡ)

「なまはげ」に会いたくて男鹿半島へ行ってみました。

なまはげ館 (なまはげかん)

■なまはげとは?■
鬼のような形相で「泣ぐゴ(子)は居ねがぁ~!」 「悪いゴ(子)はいね~がぁ~!」と大きな
出刃包丁を振りかざし、桶を持って家にやってくる「なまはげ」 超、怖いですよね。

秋田の年中行事ということは知っているのですが、詳しくは知らない「なまはげ」ちょっと調べ
てみました。

「なまはげ」は、200年以上前から男鹿半島および周辺集落で伝承されている民芸で、1978年
に国の重要無形民俗文化財に指定、また、2018年9月にユネスコ無形文化遺産にも登録された
秋田県を代表する伝統行事のひとつです。

大みそかの夜、仮面をつけて藁の衣装を身にまとった「なまはげ」が家に来訪して大きな音を立て
て暴れまわる様はまるで鬼のようですが、実は「なまはげ」は来訪神で、厄払い・無名息災・豊作
祈願などを祈願する行事なんだそうです。 
また、子供たちの怖い存在となることで、教育の一環としての役目もあるんですって。


↑入口のオブジェ。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)

■なまはげの館■
そんな「なまはげ」のすべてがわかるのがこの「なまはげ館」
男鹿半島で伝承されてきた「なまはげ」の歴史や民俗文化を紹介している施設です。
なまはげ伝承ホールで上映される「なまはげの一夜」というオリジナル映画を観て「なまはげ」の
すべてを知り、「なまはげの変身コーナー」で「なまはげ」になっちゃいましょう。
展示の中では実際に使用されていたという150枚ものナマハゲ面を一堂に集めた「神秘のホー
ル」が圧巻でした。 
新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から「なまはげの変身コーナー」は休止中ですので、
ご注意ください。

5D4_3343_PS19_PS19.jpg
↑男鹿石の外壁がカッコイイ(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)

■ご時世で優しくなっている?■
家に上がって大声を出す、子供を怖がらせる「なまはげ」
超・コワイ存在の「なまはげ」ですが「子供をいじめている」 「包丁が凶悪事件を連想させる」
「家が汚れるから家に上がってほしくない」などとという否定的な声があるそうで、随分と様子が
かわっているそうです。 ちょっと寂しいですね。

5D4_3323_PS19_PS19.jpg
↑大迫力。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)

■まとめ■
施設は広くはないですが、「なまはげ館」楽しいです。ちょっと行きづらい場所にありますので、
男鹿半島観光の際の立ち寄りポイントとして計画されると良いかと思います。

この「なまはげ館」の隣には「男鹿真山伝承館」というなまはげ体感施設があり、実際になま
はげが来訪する様を体感できるんですって。今回は時間が合わずに観ることができなかった
ので、次回の楽しみにしたいと思います。

5D4_3329_PS19_PS19.jpg
↑圧巻です。(EOS_5DMark4+EF16-35mmF2.8LⅡ)

5D4_3337p_PS19_PS19.jpg
↑やっぱ怖い。(EOS_5DMark4+SIGMA35mmF1.4DG_Art)

5D4_3362_PS19_PS19.jpg
↑男鹿半島はなまはげ王国だ。(EOS_5DMark4+EF70-200mmF2.8L_ISⅡ)

【メモ】
なまはげ館
住所:秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢
電話番号:0185-22-5050
営業時間:8:30 ~ 17:00
お休み:なし
駐車場:無料多数
入館料:550円(小中高生275円)
オープン:1999年7月23日(2013年4月リニューアル)

スポンサーリンク

   

コメント

非公開コメント

No title

20年前くらいに聞いた話では「独身のオナゴはいねぇがぁ~」って言いながら家に押し入って来たそうで(笑
地域に根付いたお祭り。楽しんで続けて行って欲しいですよね。

1207Blue

今回念願叶って「なまはげ」に会いに行けました。
大分優しくなったと言われますが、なかなかの迫力でした。この文化、いつまでも続くと良いですね。