なまはげ紫灯まつりへ行ってきました

↑男鹿へと続く道には巨大ななまはげが。( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )
60回続く 秋田県男鹿半島 で行われている冬を代表する行事を観に行ってきました。
「なまはげ紫灯まつり」
■ 男鹿半島 なまはげとは?■
ケラミノ という藁の衣装をまとい鬼のような形相のお面をかぶり「泣ぐゴ(子)は居ねがぁ~!」
「悪いゴ(子)はいね~がぁ~!」と大きな出刃包丁を振りかざし、桶を持って家にやってくる
「 なまはげ 」 超、怖いですよね。
この「 なまはげ 」秋田県の男鹿半島ので行われる年中行事ということは知っているのですが、
詳しくは知らないですよね。
「 なまはげ 」は、200年以上前から男鹿半島および周辺集落で伝承されている民芸で、1978年に
「 男鹿のなまはげ 」の名で 国の重要無形民俗文化財 に指定、また、2018年9月にユネスコ無形
文化遺産にも登録された秋田県を代表する伝統行事のひとつです。
大みそかの夜、仮面をつけて藁の衣装を身にまとった「 なまはげ 」が家に来訪して大きな音を
立てて暴れまわる様はまるで鬼のようですが、実は「 なまはげ 」は来訪神で、厄払い・無名息災・
豊作祈願などを祈願する行事なんだそうです。
また、子供たちの怖い存在となることで、教育の一環としての役目もあるんですって。

↑今年が60回目の開催だそうです。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
男鹿半島 に行くといたるところに「 なまはげ 」像があったり、道路や施設の名前、食べものなどにも
「 なまはげ 」の名が付いているなど、生活・観光に密着、根付いている様を見ることができます。
■ なまはげ紫灯まつり とは?■
そんな なまはげ文化が色濃く残る 秋田県男鹿市 にある「 真山神社 」(しんざん)で900年以上前
から行われている「 柴灯祭 」と「 男鹿のなまはげ 」を合わせたという「 なまはげ紫灯まつり 」は、
「 横手かまくら ( 秋田県 )」「弘前城雪燈籠まつり」(青森県)「八戸えんぶり」(青森県)「いわて雪
まつり」(岩手県)とともに東北の冬を彩る「 みちのく五大雪まつり 」のひとつに数えられています。
1964年に第1回が開催され、途切れることなく今年(2023年)で60回の節目を迎えたそうです。

↑60回 記念撮影フォトスポット( EOS_R6 + EF70-200mmF2.8L_ISⅡ )
■ 開催時期 ■
「 真山神社 」の「 柴灯祭 」は毎年1月3日に行われているそうですが、この「 なまはげ紫灯まつり」
は毎年2月の第二土曜を含む金・土・日に行われています。
今年(2023年)は以下日程で行われました。
なまはげ紫灯まつり開催日 :2023年2月10日(金)・11日(土)・12日(日)

↑真ん中の包丁が入場チケット( EOS_R6 + EF35mmF2_IS )
■ 開催場所■
この「 なまはげ紫灯まつり 」が開催されるのは 秋田県男鹿市北浦 にある「真山神社」の境内。
男鹿半島の中央部の山中にあり、隣には なまはげの歴史資料や文化を伝承する「なまはげ館」
があります。

↑( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
→なまはげを深く体感できる場所「なまはげ館」
■ 行事内容 ■
「なまはげ紫灯まつり」は18時から20時半までの2時間半で7つの行事が行われます。
今年(2022年)の行事スケジュールと実施場所はこんな感じでした。
18:00 まつり開始
18:00 鎮釜祭・湯の舞 (広場入口) →下記Youtube 39:00以降
18:20 なまはげ入魂 (参道入口)
18:35 なまはげ行事再現 (神楽殿)
18:55 なまはげ踊り (柴灯火前)
19:05 なまはげ太鼓 (神楽殿)
19:25 なまはげ下山・献餅 (広場・参道)
20:00 里のなまはげ乱入 (神楽殿・広場) →下記Youtube 2:40:00以降
↓おまつりのすべて。 開始33:44秒後のオープニング映像に注目! カッコよすぎる!
■事前エントリー要■
この「 なまはげ紫灯まつり 」ですが、今年はweb・FAX・郵送の事前エントリー性となっていました。
他の日程は2月8日まで受付していたようですが、2月11日(土)は定員となったため、事前に
1月30日に締め切りとなったそうです。
ウワサによるとおまつり初日(2/10(金))は700名、2日目(2/11(土))・3日目(2/12(日))は
1,700名の定員のところ、今回の「第60回なまはげ紫灯まつり」は期間中 のべ3,700人の観
客数だったそうです。

↑会場( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
■ 行き方(車) ■
なまはげ紫灯まつり の行き方ですが、秋田市内からだとJR男鹿線・臨時有料バス(1,000円
乗り放題)利用で2時間ほどで到着できるそうです。お祭り期間中は終了時間に合わせて
運行が計画されているそうです。
私は車で向かったのですが秋田市内から国道101号線経由で会場まで1時間位(約50km)でした。
会場周辺には600台ほどの臨時無料駐車場が用意され、遠い駐車場からは無料シャトルバスが
運行されていたようです。 2023年の実績ですが駐車場の事前予約などは行われておらず、
会場に近い駐車場は15時から利用できるようになっていました。
■ 注意事項 ■
会場では以下注意点がありました。次回行かれる方は参考にしてください。
・ペットを連れての入場はできません
・三脚や一脚、踏台,脚立の利用禁止
・傘は利用禁止

↑なまはげ 怖すぎる。。。( EOS_R6 + EF135mmF2 L)
■まとめ■
全てを観ることはできなかったのですが、おまつりの行事を順を追って紹介したいと思います。
合わせて次回への教訓や注意事項を備忘録として残しますので、次回計画の参考にしてみて
ください。
【メモ】 2023年終了
なまはげ紫灯まつり (せど)
開催日:2023年2月10日(金)・11日(土)・12日(日)
開催時間:18:00~20:30
開催場所:真山神社(秋田県男鹿市北浦真山水喰97)
料金:1,000円(高校生以下無料)
駐車場:無料多数(遠い駐車場の場合はシャトルバス運行有)
連絡先:0185-24-9141(なまはげ柴灯まつり実行委員会(男鹿市観光課内))


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