秋田のくまくま園

↑ マタギの里 に入ります。( EOS_R6 + EF100-400mmF4.5-5.6LISⅡ )
今年も「観に行くぞ」という気合を込めて、昨年(2022年)観に行った秋田県北秋田市にある
クマ園 の紹介をします。 (備忘録)
「くまくま園」
■くまくま園とは?■
「 くまくま園 」は秋田県北秋田市の「 阿仁マタギの里 」内にある北秋田市が運営するクマだけの
動物園です。 東北唯一のクマ牧場で、正式名称を「 北秋田市阿仁熊牧場 」というそうです。

↑ くまくま園 は山間の マタギの里 のさらに奥にあります( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )

↑山道を数km進みます( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
この「 くまくま園 」では ツキノワグマ と ヒグマ が飼育展示されていて、ガラス越しにヒグマを観察
できたり、ツキノワグマを上部から観られたり、エサをあげたりすることができます。
冬は冬眠していて、毎年4月下旬になるとオープンしているようです。

↑ くまくま園 入口 ( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )
→くまくま園のパンフレット
■ ヒグマ と ツキノワグマ ■
「 くまくま園 」は「 ひぐま舎 」「 つきのわ舎 」と2つのエリアに分かれています。
「 ひぐま舎 」には「 ヒグマの運動場 」やガラス越しに観察できる「 くま通り 」などがあり、間近で
大きな ヒグマ を観ることができます。

↑施設の一部 つきのわ舎 ( EOS_R6 + RF14-35mmF4L_IS )
「 つきのわ舎 」は「 仔くま 」「 小くま 」「 中くま 」「 大くま 」と年齢によって飼育スペースが異なっ
ていて、その成長具合に合わせて別々に飼育展示されています。 昔の動物園スタイルのコンク
リートで囲まれた飼育スペースを上から覗くような配置となっていて、上からエサを投げ入れることも
できます。

↑コンクリートの囲まれたエリアで飼育されています。( EOS_R6 + EF100-400mmF4.5-5.6LISⅡ )

↑ 大くま はなかなかの迫力( EOS_R6 + EF100-400mmF4.5-5.6LISⅡ )
■仔くまが観られる■
この「 くまくま園 」の一番のおススメが「 仔くま 」を観察できること。
毎年4月~7月頃の期間限定になりますが0歳の仔くまが運動場で動き回る姿をみることができちゃ
うんです。 ( こぐまの保育園 毎日11時と14時)

↑仔くま 見つけた( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
頭でっかちのフォルム、ぬいぐるみのようなコロンとした体格とコミカルな動きは、観ていて飽きない
可愛らしさがあります。

↑可愛すぎるぞ。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
■考えさせられる部分も多々ある■
そんな可愛らしいクマの姿を観られる「 くまくま園 」ですが、クマの怖さを知ることができる施設でも
あります。 クマの檻の前には「 猛獣の檻です!転落した場合は、救出不可能です。 落とした場合、
拾うことは不可能です。」と書かれた看板が。
クマ牧場 というと2012年に「 秋田八幡平クマ牧場 」で起きた飼育員死亡事故が記憶に新しいですが、
閉鎖されたその施設のクマの一部を受け入れたのがこの「 くまくま園 」なんだそうです。

↑山では出会いたくないです。( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
寝ている姿やエサをもらう姿は可愛らしいクマですが、吠えた時に見える牙、俊敏な動きをみて怖い
動物だということを改めて実感させられました。
→ 青森県 の 奥入瀬渓流 で ツキノワグマ に遭遇!怖

↑キュッとなる看板( EOS_R6 + RF24-105mmF4L_IS )
■まとめ■
クマと共に暮らしてきた「 マタギ 」の歴史や文化が残る北秋田市阿仁打当地区にある「 くまくま園 」
周辺には歴史を紹介した施設や昔ながらの料理が食べられる食事処などがありました。
今年行くことが出来たらじっくり観て廻りたいな。

↑やっぱ怖い( EOS_R6 + EF100-400mmF4.5-5.6LISⅡ )
【メモ】 2022年6月現在
くまくま園(北秋田市阿仁熊牧場)
場所:秋田県北秋田市阿仁打当字陳場1番地39
開園期間:4月下旬~11月上旬(期間内無休)
開園時間:9:00~16:00
入園料金:大人700円 小・中学生200円
駐車場:無料多数
開園:1990年
*誤植、新型コロナウィルス感染症対応などで記載した情報が異なる可能性があります。
*文中の価格は訪問当時のものです。 最新情報は現地で確認ください。


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